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猿啼奥出雲集
和歌にこめた思い
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歌人紹介
猿啼奥出雲集
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雑(free)
冬まだき霜焼け赤き童のあそびのさきに山茶花の花
秋果てて忝くも見ゆるかな朝霧の浮世をおほふ墨染めの袖
初霜のまだき降りぬる景色かなわが黒髪に鹿の子鳴くなり
ひさかたの天雲かける虹の橋万世にかけて幸ひ願ふ
やすみしし 我がおほきみの きこしめす 瑞穂の国は 令しく 和らぐ風の 靡きける 間なきがごと その雨の 時じくがごと その虹の 高光りける 黄櫨染 御袍を召して 高御座 鎮まり座して 天の下 語らいにける 幸いと 語らいにける 万世に 争ひのなき 和らぎの国
きりぎりす夢の終わりを告げるなり無常に響くノーサイドの笛
菊の花笑顔ほころぶ秋もがな濁れる酒に息災願ふ
避けるべき由のなければ実朝の八大竜王われも頼まん
矢は尽きてやがて果てぬる落人の箙に結ぶ花ぞ虚しき
きりぎりす兜の下を思へとてあはれなくなり更待ちの夜
歌人は秋の空行く野分かな寄せる心の南風暑し
つれづれにカラダを任すあばずれの虚しさ満たす夜のみちづれ
あかねさす習志野の浜千鳥なくゆくへも知らぬあとをととめて